【触らないで下さい!】義母に言ってしまった言葉と後悔。

長男が生まれた時のことです。産後の産褥期は実母に頼れなかったので、義母がお手伝いに来てくれました。普段は遠方なので、あまり会うことが出来ない間柄だったのが良かったのか、義母との関係は良好でした。産後のお手伝いの時も、料理の上手な義母が作るご飯を楽しみしていたり、長男を会わせてあげられることを心待ちにしてました。

しかし、いざ産院から自宅に戻ると、義母のやることなすこと全てにイライラしている自分がいました。ご飯の献立も、洗濯の干し方も、掃除の仕方も、本当に一つ一つに心がざわついていました。特に私のイライラが募ったのは、義母が長男を抱っこする時でした。自分がお腹を痛めて産んだ我が子を根こそぎ取られてしまった感覚に陥り、長男を抱き上げている義母の背中を睨みつけていました。日々その思いが募り、とうとう爆発してしまい「触らないで下さい!」と叫んでいました。

今から思うと、産後のホルモンバランスの崩れと、出産の疲れと夜中の慣れない授乳と、初めてのことだらけの日々に追われて、精神的に参っていたのだろうと思います。しかし、当時は自分のことを冷静に分析など出来ず、本当に辛かった日々でした。

義母に渡した写真と手紙

このままなんとなくしこりを残しておきたくなかったのと、遠方からわざわざ慣れない土地に来て、沢山私たち家族のためにお手伝いをしてくれた感謝の気持ちを、伝えることにしたのです。私の場合、義母が帰る数日前に、段々気持ちが落ち着いてきた私は、手紙を書くことにしました。

文字に書き起こしてみると、義母に対してひどい言葉を浴びさせたことが、素直に申し訳ないという気持ちが湧いてきて、自分の心の中の整理もすることができました。そして高齢な義母にとって、慣れない土地で一か月に及ぶ生活をするということが、どれほど大変なことだったか、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

最後に義母が帰るお別れの時に、息子を抱っこした義母の写真と私の手紙を一緒に渡しました。喜んで涙を流す義母を見て、感謝の気持ちが改めて湧いてきたのを覚えています。

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